西純の1軍デビューは、先発して5回を無失点、しかもノーヒットで初勝利という素晴らしい結果でしたね。
ホント、1回表はどうなることかと思いましたよ。
立ち上がりからフォアボール2つで山田以降の強力打線を迎える場面はシビれましたね。
すべての打者が3ボールまでいった苦しいなか、山田を打ち取ってやっと1アウト、ピークは村上のセンターライナーですか。
ブルペンで1回からスタンバイしている及川の映像が映ったときも、いろんな意味で緊張しました。
でも、気がつけば5回87球で無失点ノーヒットという、矢野監督の言うとおり100点のピッチングでした。
5回を投げてノーヒットって、ふつうに考えてこれ以上ない結果ですから。
もちろん内容的には課題も満載ですが、勝ち運も持っていそうだし、とにかく2回以降は落ち着いて自分のピッチングができたのは何よりの収穫です。
ヒーローインタビューの初々しさも100点でした。
それにしてもタイガースのドラフト1位の共演がスゴかったですね。
17年1位馬場「矢野監督いわく影のMVP、2回をピシャリと抑えて流れを作る」
18年1位近本「5回降板後に値千金のホームランで勝ち投手の権利をもぎ取る」
20年1位佐藤輝「ヒットこそなかったけど、再三の好守でバックから盛り上げる」
そして、19年1位の西純矢「初登板初先発をノーヒット&初勝利で飾る」
近本がホームランを打ったあとの「近本さんカッコイイ!」と泣きそうになっていた西純の顔、良かったですね。
素晴らしいチームになったものです・・。