監督としての金本知憲

金本監督001

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2015年のオフシーズン、金本が監督になるというサプライズが現実のものとなり、さらに少年時代のヒーローである掛布までもが縦縞のユニフォームを着て戻ってくることになった。

これはもう応援するしかない。人生でたった3度の優勝体験の立役者が揃って戻ってくる。

こんな夢が実現するタイミング以外、本格的にタイガースへの思い入れが復活するきっかけはなかったはずだ。

あの二人が戻ってきてからは、自分でもビックリするくらいタンガースの試合を観るようになった。

なにせ、掛布に熱狂していた少年時代でさえ、リアルタイムでタイガース戦をTV観戦できたのはほとんどジャイアンツ戦だけ。あとは翌朝の一般紙のスポーツ欄で、個人成績などをチェックするだけだったから。

良い時代になったものだ。今は、有料にはなるけれど、毎試合プレイボールから終了まで好きなチームの試合がテレビ観戦できるのだから。



ということで金本監督。

この2年、ホントに楽しませてもらってる。たしかにいろいろな批判もあるけれど、応援しがいのあるチームになってると思う。

もちろん、2016年までは熱心に観ていたわけではないから、本当にそれ以前よりも面白い野球かどうかは分からない。

でも、少なくともたまにテレビで観戦してた和田監督時代の試合は、成績云々の前に観ていてつまらなかった。これは人気球団の宿命なのかもしれないけど、あまりにも何もかもが無難だったような。

コーチ陣も惰性でやってる雰囲気。フロントも煮え切らない。最近のタイガースは、それが “らしさ” にもなっていた。

金本監督はコメントもウィットに富んでる。まぁ、言ってることが正しいかどうかは結果論、捉え方も人によって違うはずだけど、ファンとしては聞いてて楽しい。キチンと情報発信もするし。

采配を酷評する人もいる。でも、広島というチームがいて、1年目が4位で、2年目が2位という結果。

とくに、(ゲーム差は別にして)他の球団が自滅したとはいえ、今年のタイガースの戦力で2位以上の成績を残せる監督って他にいないと思う。どんな名監督でも優勝は無理でしょう。

そういう意味では、ホント来年は期待できる。いや私も、腐ってもタイガースファンの端くれだから、そう簡単に “あれ” するなんて言っちゃいけないのは知っている。

でも、期待せずにはいられないんだな、3年目の金本監督に。