【3月6日 ベイスターズ戦】最下位でも・・

藤浪180307

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昨日の敗戦でタイガースはオープン戦4戦全敗、気がつけば最下位ですね。でも、始まったばかりということもありますが、なぜか不安はまったく感じません。

いや、「オープン戦で上位だとペナントに入ってから全然ダメ」という阪神ファン特有のアレではありませんよ、たぶん(笑)

その要因は、3日のホークス戦以外は打線にそれなりの収穫があるからでしょう。投手陣に関しても、失点は多いものの意図のある内容が多いので納得といったところか。

むしろ、オープン戦でいろいろ試しているという余裕すら感じますね。強いチームの雰囲気というか。

日程の浅いこの時期だからこそ、「個人のテーマに取り組んでいる」というのが伝わってくるのがいいですね。

やっと藤浪が戻ってきた?

ロペスにはやられましたが、藤浪の内容は良かったですよね。小さくなりすぎず、適度に荒れた藤浪が戻ってきたかな。死球もあれ、右打者に抜けた球じゃないし。

アベレージの球速があまり出ていなかったと本人は気にしてたみたいですが、あれもスピードガンの調子が悪かっただけでしょ。(才木のときも数字がおかしかった)

まだ3回くらいは登板機会があるでしょうから、じっくり調整してもらいたいですね。

でも藤浪に関しては、とりあえず過度の期待をせず、「もし二桁勝てたら御の字」くらいで構えていた方がいいのかな。

もちろん「本来の藤浪であれば15勝くらいはできる」と思っているファンも多いですが(自分もその1人)、過去5年の成績から冷静に判断すると「本来の藤浪」ってどのくらいの藤浪なのか分からない。

だから今シーズン、活躍したところで「やっぱり藤浪は本物」と改めてその素材の良さを噛みしめればいいのではないかと。

復活というより、さらに飛躍して新しい藤浪になってもらいましょう。18勝くらいしてもらって。

才木に関しては、ちょっとデキすぎ。実戦に入って11回連続無失点ですか。

あとはスタミナなんでしょうが、いまの才木を2軍のローテで廻してもあまり得るものがないような。でもやっぱり下でスタミナつけてから満を持して1軍に上げるというのが既定路線か。

まだまだ1軍で痛い目に遭っていないという意味でも、1軍でスタミナをつけながら荒削りな部分を磨いていくのもアリかなと。

個人的には「今年は育成よりも優勝できる戦力」を優先してほしいので複雑ですが・・。

ちなみに、きのうは最初から4回投げる予定だったのかな?本人は「4回を投げても疲れを感じなかった」とコメントしてましたが。

まぁ結局はそこなんでしょうね。



打線は10安打とまぁまぁ

打線の方は、髙山、大山がそれぞれ2安打で、全体的にも10安打と好調をキープしました。

でもこの試合のポイントはなんと言っても1回の攻撃。

きのうはヒットがありませんでしたが、糸原のフォアボールは良かった。簡単に2アウトになってからのあのフォアボールは。

やっぱり糸原の選球眼、出塁率の高さは魅力です。

鳥谷、上本、糸原という3人を上手くスタメンで廻せば相手ピッチャーの球数は確実に増やせますね。

ロサリオ180307

あと、その後のロサリオの打席。

「あれ?ちょっと外の配球に戸惑ってる」「これ、外スラでやられるやつか!?」と思った瞬間、外の球をうまいことセンターに運びました。

あのヒットが打てるのは確実にロサリオの強みになるでしょう。

外の球の対応で、右中間に大きいのを強く打つことができるというだけでなく、軽くさばくことができると相手はキツい。

当然、シーズンに入ったら一気に配球が厳しくなって戸惑うこともあるでしょうが、あれができると強いですね。

 
オープン戦の成績は最下位でも、収穫があれば安心して観ていられます。