【5月1日 ベイスターズ戦】これぞ秋山というピッチング、でもチームはギスギス?

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今シーズンはそのうち完封できるでしょ

秋山が “らしい” ピッチングを披露して、今季初、チーム一番乗りの完投勝利。

今シーズンはこれまで、安定感はあるものの、決め球が真ん中に集まることが多くて思うように勝ちにつながりませんでした。

でも、この日は久しぶりに「これぞ秋山!」という抜群のコントロールを見せつけて間違いなく今シーズンのベストピッチ。

いや、ギアを上げたときのストレートのスピードは145キロを超えていたし、今シーズンベストというより、キャリアベストと言ってもいいようなピッチングでしたね。

さすがに負けはしないと安心していましたが、7回くらいに「あれ、完封できるぞ今日は」と意識し始めてからは、いい塩梅に緊張感をもったまま試合を観戦できたのも良かった。

もちろん完封して欲しかったけど、ルーキーイヤー以来8年ぶりの完封は、次回以降のお楽しみということで。こんなピッチングができれば今シーズン中に必ず完封はできますよね。



今のところは左投手相手にはベスト

この試合の、猛打賞の上本、2安打1打点と上昇の兆しがみえる俊介、勝負強さが復活した糸原らが名を連ねるスタメンは、左投手相手のスタメンとしては現状ベスト。

今日も相手は左の東なんで、1日と同じスタメンでいくのは間違いありません。

ただし、ちょっと気になるのがもっか売り出し中で絶好調の植田の起用法。

金本監督は、「だから言ったでしょ」って感じで海くんを絶賛してる。しかも、「調子が落ちるまで使わない手はない」とまで。

「2番は足がある左バッターがベスト」というのは監督の持論だけど、それをやってこないで、結局は消去法で組んだオーダーじゃん。しかも、チームにスピードがないから植田使えばいいと思ってる人は多かったから余計に「えっ、いまさら?」と。

まぁ、使ってみたら良かったというのは分かる。フロントとの兼ね合いや契約の事情があるのも分かる。

でも、鳥谷を2年連続でコンバートさせて大山をサードに押し込んだのに、早くも植田を使って喜んでるようじゃブレブレと言われても・・・

スピードのある野球は観ていて面白い。だから植田を使うのは賛成だけど、チームの顔である鳥谷をどかせてまで「生え抜きの大砲」を育てるという選択をした志はどこへ?

植田の調子が落ちてきたら大山を出すのかな。

その時々で状態が一番いい選手を使うという建前でいったら、鳥谷の起用は矛盾してしまうわけで。

このままだとチーム全体がギスギス

上本のサイクルヒットのリーチ後に監督が交代させるのってたしか2度目のはず。

上本がFAで出て行く云々も含め、鳥谷を出し続けなければいけない大人の事情はみんなツラい。

もちろん、鳥さんが記録の継続を断っている可能性も十分にあるし。

せめてあの場面は、純粋な守備固めだったら本来の役割の山崎でしょ。(一塁の守備固めは大山がいる)

「5回で試合が成立後に雨でコールドゲーム」

鳥谷の連続試合出場が、自然界の力で途切れたらいいのにといつも思ってる。

忖度のない起用ができれば誰も傷つかずに済むのに。