いや~、ホント長かった
やっと、やっと藤浪が戻ってきましたね。どれほどこの日を待ってたか、ファンも首脳陣も本人も。
昨年から今年にかけて、まさかこんなに苦しむとは思わなかった。
ホント、いろいろあったね。いろいろ言われてきたし、言ってもきた。
しかも藤浪は、常に注目されるから、タイガースファンだけではなく、他球団のファンからも応援されたり、野次られたり。
本人はいろんな意味で大変だろうけど、それも彼の持って生まれた運命なんだよね。
同時に、藤浪のあとを繋いだ「岩崎」「桑原」「能見」「藤川」がまた良かった。
こっちが勝手に思っているだけかもしれないけど、全員が「晋太郎に勝ちをつけてやるんだ」という気合いの入った顔をしてましたよね。
実際にゼロに抑えるんだけど、いつも以上に「絶対に打たせない!」という気迫が伝わってきた。これも晋太郎の持ってるキャラなんだよね。
いや~、でもやっぱりきのうは感動したな。
ものスゴく努力してたのは伝わってきてたから、さすがにヒーローインタビューの時に涙が出ましたよ。
もちろん、これで完全復活というわけではないけれど。
とりあえず、きのうのピッチングを見てる限り、“あの頃の” の藤浪が帰ってきたという感じはしますよね。逆に、完璧すぎないあたりが “いかにも” だし。
ふつうにローテに入って、ふつうに投げて欲しい
何だろう?きのうはスゴく芯が通ってる感じがした。雨のおかげもあるのかな?
コンパクトなフォームとはまた違う、なんかこう、軸がブレない感じ。
抜ける球もあったけど、最近にはなかった「ストライクが簡単に取れる」という安心感。
たしかにこの1年の間には良いピッチングもたくさんあったけど、きのうはこれまでとは明らかに違うピッチングだった。
いつも言ってるけど、このままシレッとローテーションに入れて欲しいな。
「良いときもあれば悪いときもある、でもまぁなんとか試合は作れる」っていうローテの条件は完全に満たしてるでしょ。
いや、やっぱり一軍で投げさせ続けるべき。一軍でローテを廻すことで、逆に1試合ごとの思い入れが良い意味で薄まるから、むしろ力が抜けた良いピッチングができる。
まぁ、今はまだ、藤浪の野球人生のまだほんの序章に過ぎないし、ここからVer.2の藤浪が始まります。
そして、シーズンが終わる頃にはシレッと10勝くらいしてて「そういえば藤浪って前半は調子悪かったよね」くらいの温度になっているはずです。
にしても、晋太郎の、ベンチで梅野からウィニングボールをもらったときの笑顔(照れ笑い?)は良かったね。まずは今シーズンの初勝利、おめでとう!