きのうはまたスワローズとゴチャゴチャありました。
よりによってまた近本が原因という。あのときもたしかサイン伝達がどうとか言ってましたね。
きのうの流れは・・
セカンドランナーの近本が左手を動かしていたところを村上がスワローズベンチに指摘して、
それに反応したスワローズの森岡コーチが「動くな動くな近本~」「やってるだろ~」みたいな野次を飛ばし、
それに対して激高した矢野監督が「やっとらんわ~アホ、ボケ~」と応戦して、
さらに村上にも「お前もしょうもないこと言うなよ、オイ!」とか言って、
それを受けて村上が「だって動いちゃアカンでしょ」とタイガーズベンチに詰め寄って、
で、最終的に矢野が審判に呼び出されて高津と話し合い。
といった感じでしょう。
まず近本の動きの真相は、
このgifを見ると分かりますが、あくまでも田口が目で牽制しているのと連動して、近本が「いつでも帰累できるよ」というアピールで手を出しています。
これ、ちょっと前のスワローズ戦で佐藤輝がサインプレーの牽制で見事に刺されてることもあって余計にアピールしたんでしょう。
しかも1番最初の動きはキャッチャーが構える前からやってるから間違いありません。
そもそも近本の動きを見ているキャッチャーがもし「サイン盗み」を疑っていたら手を動かしたインコースへ要求しませんよね(結果的にはアウトコースに外れてますが)。
もちろん、近本の動きをバッチリ見ている田口もお構いなしで投球してる。
つまり、バッテリーはまったく「サイン盗み」を疑っていないということです。
そのうえ正面から2人を見ていた主審もこの時点で何も言ってないし。
まぁ、仮に本気でランナーがバッターにコースを教えるならもうちょっとバレないようにしますよ、昭和の少年野球じゃないんだから。
あの場面に対してプロ野球ニュースの解説陣が「近本は疑われるような動きをしちゃいかん」とか言ってたみたいですが、
それはあなたたちの時代にはそういうことがふつうにあったから。
自分たちはやってたから自然とそういう発想になるんでしょうね。
でもサイン盗みなんて発想がない近本からしたら「あの手の動きでサイン盗みを疑われるとは思ってもみなかった」はず。
あれをサイン盗みと言っている人はちゃんと正面からの映像を見ているんでしょうか?
追記:2022年1月19日の監督会議で阪神サイドが議題に挙げたことでまたネットで騒いでる連中がいるけど、そういう人はちゃんと正面からの映像を見て欲しい。この映像を冷静に見てもサイン盗みをしていると言うのかな?だとしたら本当に理解できません。
一方、矢野監督があれだけ過剰に反応したのは、とにかく疑われること自体が心外だったからだと思います。
サイン盗みなんて微塵も考えていないのにイチャモンつけられたことに腹が立ってしかたがなかった。
しかも若い村上が「あれおかしいでしょ」なんて言ったもんだから、
「おい調子乗んなよ、こら!」となったんでしょう。
ここで、言いたいことをまとめると、
- 近本は「怪しい動き」と言われるならもう帰塁アピールはするべきじゃない。
- 矢野監督は、疑われたのは心外だと思うけど、さすがにあの言いぐさはまずいし、プロ野球チームの監督がグランドで二度とあんな言葉を吐いちゃいけない。
- 村上は・・、ちょっと早とちりだったんじゃないの?
あのアピールは近本と田口の駆け引きが分かっていてしたのかな? サード(横)から見ていて分かったのかな?と疑っちゃいますね。真後ろから見ていたショートは何も言ってないし。それと、たしかに気持ちは分かるけど、いち選手がいくらなんでも「だって動いたらアカンでしょ!」って相手の監督に詰め寄るって・・、
それがどういうことなのか分かっていないような気がします。
「サイン盗みなんてしたらどんなことになるか」、それが分かってる組織のトップに対して、確証のない「サイン盗み」を指摘するときに、
君はそれ相当の覚悟をしていたのかと。
村上は好きな選手なんでこれ以上は書きませんが、矢野監督の「会社・球団・選手の人生を背負ってる覚悟」は、そんなに甘いものじゃありません。
- 森岡コーチが次の日の試合前、矢野監督と井上コーチに謝りに行っている動画がYouTubeにアップされていますが、ハッキリ言ってそれが真実を物語っていると思います。
-
まぁ、そんなことより、
大山がホームランとタイムリーを打って良かったなと。
ホントはこれが1番言いいたいことです。
【再生すると音が出ます】