きのうの齋藤は良かったですね。四死球もなく5回を完璧なピッチング。
別に四死球を出してもいいけど、齋藤の場合はフォアボールを出すと急にオドオドする感じがあるんですよね。なんなら3ボールになっただけで目が泳いじゃう。
ピッチャーなら多かれ少なかれその傾向はあるものですが、齋藤は人一倍その傾向があるように思います(首脳陣の言葉を気にしすぎ?)。
でもきのうは、四死球を出すのをビビって顔がこわばるようなシーンがありませんでした。
いつもは5、6回で3~4つの三振がきのうは1つでしたが、打たせて取るを意識してそれが良かった可能性もありますね。
せっかくならもっと投げさせてあげたかったところでしょうが、他の投手との兼ね合いもあって「1人でイケるところまで」とはいかないのが2軍のツラいところです。
あと村上が登板ごとにイニングを延ばしてきて、きのうは3イニング投げましたね。
まず6回は3人でピシャリ。7回は不運なヒットも重なってノーアウト満塁になりましたがそのあとは見事に後続を断ちました。
「ここで抑えたら流れが来るとプラスに考えて」みたいなコメントをしてましたが、村上はマウンドでの顔つきから自信が覗えます。
同じルーキーの伊藤将と同様にマウンドで生き生きして楽しそうに見えますよね。
その後の8回もピシャリです。
最後を締めた連投お試しのエドワーズも内容は良かったですね。京セラのマウンドが合うのかもしれませんが2日ともキレがありました。
これ、いまタイガースのファームの投手陣は他のチームなら1軍でローテ組めますよね。
『チェン・西純矢・及川・齋藤・村上』の先発と、『谷川・馬場・エドワーズ』の中継ぎ抑えをセットでどこかのチームに貸し出したらかなり結果残しますよ。
さらにアルカンタラが控えているという。
まぁ、そんなこと言ってるとあっという間に火の車になったりするから止めときます。

そして1軍のほうではついに大山にホームランが出ました!
ちょうどきのう書いたところですが、ホント1本出て良かった。
本人もちょっと焦っていたとか。
それぁそうでしょう。
昨シーズン終盤のホームラン王争いのときもシーズン中は意識してないと言いながら、オフのインタビューなどで「正直、意識しまくってました」って本音もらしてたし。
でもこれで波に乗ってもらいたいところですよね。
きのうは大山がホームラン打ってくれるなら負けても…、なんて書きましたがやっぱり大山がホームランを打って勝つ試合の方がいいです。
新聞の見出しは『令和のOS砲』になってたみたいですが、いやいや、井上も加えて『iOS砲』でしょう。
一昨日は佐藤輝と井上の親子アベックで、きのうは佐藤輝と大山ですからファンはたまりません。