きのうのファームの試合はなんと言っても及川のピッチングです。
いままで見た中では最高の内容でしたね。
ストレートは最速149kmでコンスタントに145km超えてましたし、変化球も全体的に低めに集まってました。
スライダーのキレ、カーブのコントロール、ストレートのスピードと、どれをとっても抜群の出来。
何回かフルカウントの場面もあったけど、カウントの作り方も悪くなかったし、最後は待たれているストレートを押し込んでましたから。
及川は、高校1年で153km投げたと話題になりましたが、結局その後はそれほど結果が出せず。
横浜高校の指導が合わなかったという噂もありましたが、とにかくドラフト時には評価の分かれる投手だったように思います。
入団してからは「まず第一にコントロール」という育成方針だったのでしょう。
西純矢と同じように、投げるたびに落ちていた帽子も徐々に落ちなくなり。
昨シーズン後半にはそれなりにまとまってはきたものの、
その分、ストレートのスピードが伸びてこないのでちょっと心配でした。
たしか腰のケガがあったように記憶していますが、それにしてもストレートが140kmにまったく届かないような時期がありましたよね。
ところが、今シーズンに入ってからは球速も上がりだして、きのうはついに149kmなんていう数字が出るまでに。
ホント、きのうくらいの球速と変化球の制球があれば上でもそれなりに抑えますよ。
ガンケルが抹消になって、その枠には齋藤、藤浪が優先されるでしょうが、雨などの影響で登板の調整が変わったりしたらチャンスが巡ってくるかもしれません。
まぁ、それこそ慌てる必要もありませんが、球団によっては投げさせるでしょうね。
とりあえず次の登板が楽しみです。