元阪神監督、星野仙一氏の追悼試合でスコアボードに奇跡!?
結果はあと一歩で、本当にあと一歩のところで勝利を逃したタイガースでしたが、スコアボードには「1001(仙一)」が刻まれるという、記憶に残るシーンが生まれました。
もう、あの光景だけで泣けてきますが、タイガース以上に星野さんに思い入れのあるドラゴンズとの試合がドローで決着。
タイガース対ドラゴンズで行われた追悼試合としてはある意味これ以上ない結果だったのかもしれません。
金本監督が原口のリードを絶賛!
星野さんへ勝利を捧げられませんでしたが、ある程度の収穫はあった試合だったと言っていいでしょう。
秋山が5回をピシャリと抑え、金本監督は「文句のつけようがない」と。
加えて秋山自身は「昨年とは違う攻めを見せられた。違うところを見せると相手が対策を練ってくると思うのでそれを利用できる」とコメント。
要するに、昨年にはないボールや配球を見せることによって相手が対策してくるので、それを逆手にとれば投球の幅が広がると。
なんて賢いんだ秋山!このコメントを出すことでさらに相手は混乱しますね。
そして監督は原口について「秋山の良さをうまく引き出した」さらに、「うちのチームは今日の原口のリードを参考にしてほしい」とまで。
これ、原口のリードを褒めるとともに、打線もあのリードを参考に決め球を絞れと言っているのでしょう。
金本監督が、ここまではっきりリードのことを褒めたことが今まであったかな?
もちろん、矢野コーチ(現二軍監督)に気を遣っていた部分もあるのでしょうが、あまり聞いたことがありませんね。
捕手に再コンバートして以来、ほとんど原口のことを話してこなかった監督がここまで言ってくれたら原口も嬉しいでしょうね~。
やっぱりリードって、まずはピッチャーありき。キャッチャー本位のリードってどこかに歪みが出るんですよね。きのうの原口のリードを評価している監督はさすが。
ちょっと前に原口がバッターボックスで積極性がないと書きましたが、監督にリードを褒められたら原口もテンション上がって打撃も良い結果が出そう。
まぁ、あとは盗塁阻止ですね。
個人的には全試合でマスクをかぶる正捕手なんて時代遅れだと思っているので、秋山だけでなく、岩貞のときも原口という作戦もありかと。
明大コンビも活躍
あとは「糸原&髙山」の明大後輩コンビもきのうは良かった。スタンドにいた明大のユニフォーム着ている(OB?)ファンも美味しいビールが飲めたのでは?星野さんも喜んでいることでしょう。
とくに糸原は、もちろん最後に京田に捕られた打球も含め、すべて内容が良かったですね。
あまり飛ばしすぎてシーズン入ってから失速するのだけが心配です。
心配といえば、きのうの試合、糸原とショート争いをしている西岡の姿を見ていないような気がするんですよね。
まぁ、それほど星野さんとのゆかりはないとは思いますが、ベンチにいれば試合に出ていてもおかしくないし。
最近ちょっと存在感が薄いのでケガなんてことなければいいのですが・・。
まぁ、とりあえず、きのうはいろんな意味で良い試合だったということで。
次は開幕カードで当たるオープン戦唯一のジャイアンツとのゲームですね。