きのうもあまり内容のある試合ではなかったですね。
ただし、ここにきてなんとなく「開幕スタメン＝ペナント序盤のレギュラー」がみえてきたような気がします。
まだ決まっていないセンターライン。とりあえず開幕セカンドはここからよっぽどのことがない限り鳥谷で決定。
あとの埋まっていないピースは、キャッチャー、ショート、センターです。
ここがうっすらと輪郭をあらわしてきました。
まずはキャッチャー
きのうは先発の能見が、この前のような乱れもなくスムーズに登板を終え、開幕ローテ確定のランプが点りました。
マスクをかぶったのは梅野でしたが、前回の坂本とのコンビより格段にリズムも良く、能見も落ち着いて投げていたのが分かりましたね。
前回の登板では実質初登板で、今回よりもいろいろと試したいことがあったのかもしれません。なので、坂本が悪いというわけではありませんが、少なくとも能見との相性は確実に梅野の方が上でしょう。
きのうはバッティングの方も冴えていて、2安打＋一犠打と持ち味を発揮。
しかも、8回のノーアウトランナー一塁の場面で、負けているにもかかわらず代打なし。で、送りバントかと思いきや、まさかのヒッティングのサインで見事にHランプ。
あそこでは、「敢えて梅野にバッティングのサインを出して試したかった」という首脳陣の意図を感じましたね。
しかも（1打席目の）犠牲バントは相変わらず安定しているので、もうこれ確定でいいじゃないでしょうか。
昨年から思っていましたが、梅野はヘタに大きいのを狙わずに、コンパクトなバッティングを心がければ.230くらいはふつうに残すんじゃないかと。
ピッチャーの投げやすさという点では原口も当確で良いんじゃないかと思います。教育リーグ（二軍戦）で才木と小野を見事にリードした面もプラス材料になるはずです。
いや、坂本が嫌いなわけじゃありませんが、「梅野：原口：坂本＝６：３：１」くらいの割合で良いじゃないでしょうか。ピッチャーに寄り添うリード優先ということで。
次にショート
これもう、今の段階では「西岡の出る幕なし」といったところですね。
まだオープン戦は8試合残っているのでなんとも言えませんが、とりあえずこのままアッと驚くような展開にならない限り糸原スタートになりそうです。
西岡はおとといの雑なプレイ連発で一気にイメージダウン。逆にいまの状態で糸原がスタメンじゃなかったら・・
個人的には西岡に100試合くらい出て欲しかったけど、少なくともいまの段階では糸原でほぼ決まり。
ただし、当然、糸原はピークを開幕に合わせているのはずなので開幕して4月に調子を維持できるかは分かりませんよね。（昨年の北條や髙山の例もありますから）
そしてセンター
で、センターもキャンプ終盤はほぼ中谷で決まりといった感じでしたが、髙山が上げてきましたね。同時に中谷も調子を落としたので差が一気に詰まった。
ただし、ここもまだまだ分かりません。開幕からしばらくは相手投手と、福留の調子次第という感じになるかも。
ということで、今回はうっすらとスタメンがみえてきたという話でしたが、オープン戦も残り8戦。ここから新たな展開があるのか、それともこのままの評価で淡々と進むのか。
京セラドームのときにどんな状況になってるか楽しみです。
次の試合は静岡でイーグルス戦。ベテラン勢は甲子園居残りという情報もあるので、次の注目はナゴヤドームですかね。
で、明日からはウェスタン・リーグが開幕します。明日はそっちの方が試合としては興味があるかな。
