オープン戦も残すところあと3戦。さすがにお試し期間は過ぎているので、そろそろ勝つ雰囲気が出てきてほしいところですが・・・
きのうも勝つ雰囲気の感じられない内容のうすい試合になってしまいました。
過去10年、オープン戦で最下位のチームが優勝したのは1回だけとか、9割はBクラスだとかいう数字遊びがネタになってますね。(7、9、10位は優勝チームなしだからまだマシ?)
タイガースはいよいよオープン戦の最下位が現実のものになりそうですが、選手が気にしなければそんな数字どうでもいい。
こういうの、あくまでも “過去のデータ” だから、いくら確立が少なくたって “新しいデータ” が加わる可能性はあるので。
まぁでも、結果だけじゃなく内容までとことん悪い試合が続いているのは正直厳しいですね。
希望はいままでのところ「糸糸コンビ」くらい?
メッセも、結果ほどに内容は悪くなかったと本人は話してますが、そろそろ球威で勝負できなくなっているような・・
4回の4連打も、たしかに球が甘く入っている、いわゆる失投ではあるものの、初球から打ってくるのをある程度予想して強い球を投げているんだから。
4人のうち1人くらいはコースが甘くても差し込まれるような球がいってほしいですよね。
もちろん、シーズン中には球威で押せるような日もあるでしょう。でも、そうではなさそうな日は、早めに頭を切り換えられるように。あまり球威にこだわらないようにしていったほうがいいかなと。
藤浪がなんとか開幕ローテ滑り込み
京セラの試合はとにかく収穫が少なかったわけですが、鳴尾浜は藤浪が良いピッチングを披露。
前回とは投げているときの顔色、表情が全然違いましたね。
適当に荒れるけど、大崩れの兆候がまったくなかった。藤浪のスピードとコントロールのバランスはこれくらいがちょうどいい。
なんと言っても藤浪の目処が立ったのは朗報です。(金本監督は球速は今ひとつ物足りないと言ってますが)
本人のコメントで「4回にピタッとハマる感覚があった」というのがありました。
そこから下半身が使えていいバランスで投げられたということですが、開幕前にこういう感覚を得たのはアスリートにとっては何よりの収穫でしょう。
なにかのきっかけで得られるこういうフィット感は、プロスポーツ選手にとってスゴく貴重でポジティブな要素ですから。
いくら練習しても納得できない(不安に思う)ときはとくにそうです。
「ピタッとハマる感覚」
この感覚、絶対に忘れないで欲しい!
ということで、今日は、京セラで能見、鳴尾浜で岩貞が先発です。