菅野の執念を感じた
きのうの試合はシビれましたねぇ~。相手は菅野だったので、ファンとして情けないけど、気持ち的に半分以上は負けを覚悟しながら観ていました。
まぁ、菅野が相手なら他のチームのファンでもかなりの確率で負けを覚悟するはず。
でも終わってみれば、菅野に今季すでに2度目の土をつけるという結果に、むしろ唖然。内容で負けて、勝負に勝つという典型的な試合でしたね。
もちろん、糸井の一発だけでなく、岩貞の素晴らしいピッティングがあってこその勝利だということに異論の余地はありませんが。
それにしても菅野。その投球も見事ですが、三振したときのあの悔しがりようもお見事。
あれこそ、どこかの球団がスローガンで掲げている「執念」ですよね。ふつうピッチャーが、あそこまで悔しがりますかね?
ホント、うちの選手も見習って欲しい!
ジャイアンツのほとんどの投手より打率が低い梅野あたりはどう思っているんだろう?
三振したときにあんなに悔しい想いをしているんだろうか?
たしかにいろいろと心労があるのは分かるけど、さすがに菅野や山口俊あたりに打率でコテンパンに負けているのはマズいだろうと。
野手としてのプライドがあれば、もう少し打席での表情も違うんじゃないかと。
当然打席数が違うけど、逆に打席数が増えたらもっと数字が離されてしまうような・・
ロサリオがあっち側のキャラに
8回裏の福留のところで隼太がネクストで素振り。とうとうロサリオが、代打を送られるというところまで来てしまいました。
結果的には福留がアウトになって、実際に代打を送られることはありませんでしたが、金本監督にある程度の見切りをつけられたのは事実。
まぁ、きのうの三振も、もうあり得ないレベル。
どの打席も、99.9%のタイガースファンは、いや、試合を観ていた人のほぼ全員が、外角のスライダーで三振する姿しか想像できなかったはず。
あの、ボールからボールへのスライダー(カット)。100%投げるのが分かっている状態で、あの球で三振するのって・・。
見逃し三振なら分かる。でも空振りしてんだから、あの球を。お金をもらっているプロの選手なら、故意に空振りしようと思ってもバットに当たっちゃうんじゃないかな?
でも実は、ロサリオが完全に金本監督の信用を失ったのはきのうではないと思う。
一昨日のヤクルト戦、値千金のツーベースでヒーローになった試合の6回の打席。糸原、福留の連打でノーアウト2-3塁のあの場面でしょ。
あれ、久しぶりにテレビに叫びましたよ。
あそこで4番バッターが、さすがに初球をボテボテのショートゴロはない。
その後の糸井は粘ってたし雰囲気があった。結局アウトになったけど、4番バッターなら、せめてあれくらい相手を苦しめないと。
今のロサリオは、4番バッターとして「相手との駆け引きを楽しむ」余裕なんて皆無だから、どの球団の投手にも完璧に舐められてる。
あの場面、あのバッティングで、金本監督がとうとう「あっち側」キャラ認定のハンコを押しちゃったね。
その証拠に、ロサリオの殊勲打に対して、監督がインタビューで「前進守備じゃなかったらセンターフライでしょ」とか言ってるし・・。
「いやいや、フェンスに当たってますから」って突っ込みたかったけど、もう監督の頭の中ではあっち側なんですね。
まぁ、金本監督は優しいから(?)、キチンと仕事をすれば悪いようにはしないよ、今後キチンと結果を出しさえすれば・・
で、最後に鳥谷・・
・・・、もう書くのもツラいので、止めときます。
はぁ~、ダブルXデーが近づいていますね。