昨年、6月後半の連敗を8で止めたきっかけも大山のホームランでしたが、きのうの負けを消したのも大山の一発でした。
最後の最後で大山にホームランが出たのは大きな収穫。しかもセンター方向に打てたのは筋力アップとキャンプからやってきた右方向にも強い打球を打つという練習の賜物です。
ここでセンターに一発出れば、ある程度は落ち着いて開幕を迎えられるでしょうね。
一方で、チームは思うように調子が上がらないまま、とうとうオープン戦が終わってしまいました。
まぁでも、考えようによっては、ここまで負けが多いというのも貴重な経験(予行練習)になるのかもしれません。
キャンプ中の実戦では紅白戦も含め素晴らしい試合ばかりだったので、ハッキリ言ってオープン戦でこんなに勝てないなんて思ってもみなかった。
というより「オープン戦は勝敗は関係ないけど、ふつうにやっていたら勝ってしまうだろう」と思っていた。
で、蓋を開けてみれば内容も結果も悪くて全然勝てない。
ここまでとは、さすがに首脳陣も選手も想定していなかったのでは?当然ファンも。
もしこれが開幕直後の状態だと思うと恐ろしくなる・・・
不調の波がオープン戦で1回きたと思えば
でも、とりあえずここまではオープン戦。もちろんこのまま開幕直後も負けつづける可能性もあるけど、とりあえずオープン戦なのでチャラになるのは有り難い。(オープン戦で勝ち続けていたらシーズン中に取っておけと絶対言ってる・・・笑)
そして、どんなチームでも、シーズン中に一度や二度は最悪のチーム状態に陥ることはありますが、その波が一回はオープン戦で来たと思えばラッキーです。
これだけ負けていては説得力がありませんが、選手個々の実力は絶対に他チームに劣っていないはず。
選手は、あの金本監督が納得する(広島時代の1.5倍やったとコメント)くらいキャンプで練習しているという自信もあるはずです。
肝心なときに失速(阪神の伝統芸の9月失速など)しないように、オープン戦期間も練習量を減らしていないという話もあるので、まずはいま一喜一憂しないで143試合という長いスパンでみていきましょう。