2018中日ドラゴンズの戦力分析&予想

中日ドラゴンズ

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タイガースが優勝する可能性を探るためのセ・リーグ各チームの素人による戦力分析。今回は5年連続のBクラスに甘んじている昨年5位の中日ドラゴンズです。

【補強】
まずは新外国人、先発候補として右腕のディロン・ジーと、左腕のオネルキ・ガルシアを獲得。とくにジーに関しては推定1億5千万円超えというから大型補強といってもよく、バルデス(6勝)とジョーダン(6勝)を足したくらいの活躍をする可能性はありますね。

野手でもスティーブン・モーヤとソイロ・アルモンテの2人を獲得しました。ゲレーロの穴を埋めるのはなかなか難しそうですが、伝統的にドラゴンズは外国人野手は当たりの確立が高いので、予想以上の活躍をしてもそれほどの驚きはないかも。

あとはなんと言っても、日本ハムからFAで移籍してきた大野奨太。谷繁監督の下でも正捕手がなかなか育たなかったので、ついにFAで実績のある捕手を獲得したということですかね。人的補償において岩瀬仁紀絡みの怪しい噂がありますが、金銭でFA移籍することになった大野にとって、この件がチームの居心地という意味で吉と出るか凶と出るか・・。

ドラフトに関しては、即戦力候補のドラフト1位鈴木博志の獲得は大きいですね、本人は中継ぎ希望ということですが先発起用の可能性の方が高いか?

1位予想もあった石川翔も含めあとは高校生を獲っているので、即戦力のドラフト補強は鈴木一人と言っていいでしょう。

【投手】
昨年、一昨年と、きれいに6勝ずつ挙げていたバルデスとジョーダンの退団、これ微妙ですよね。2人揃って2年連続で6勝ずつって。まぁ、どちらも二桁のポテンシャルはないという首脳陣の判断かと。代わりに獲得したジーが二桁に届けば計算通りといったところでしょうか。

昨年の開幕投手でもある大野雄大(7勝)がそこそこやれば、あとは小笠原慎之介(5勝)、鈴木翔太(5勝)の活躍次第でAクラスも見えてきます。とくに、個人的に小笠原は化ける可能性が高いと思っています。とりあえず先発陣は、新外国人のジーがどのくらいの結果を残すかがポイントか。

中継ぎ陣は、後ろの田島慎二と、中の又吉克樹の安定感があるのは強みです。昨年念願の初勝利を挙げた祖父江大輔と、途中移籍の谷元圭介が調子に乗ってくればかなり厚いラインナップになりますね。超ベテランの岩瀬と超新人の鈴木にも注目が集まります。



【野手】
やっぱりどうしてもゲレーロの抜けた穴は大きく感じますが、首脳陣は意外と悲観はしていないかもしれません。ソロホームランが多くて得点圏打率の悪いゲレーロは、良くも悪くもそこで試合の流れが切れるてしまうという打者ですから。

それよりも、ダヤン・ビシエドと平田良介がケガなく1年間フルに出てくれるかどうかの方が重要か。おまけに、モーヤかアルモンテの新外国人のうちどちらかが当たれば・・

あとは昨年キャリアハイの18本を放った福田永将と、2年目の新人王京田陽太がどのくらい活躍するかもポイントに。大島洋平は、・・まぁ、鉄板でしょう。

【予想】
ゲレーロ、バルデス、ジョーダンと、実績のある外国人が退団してどうなるかと思いましたが、こうして冷静に戦力をみていくと意外とドラゴンズは強そう。

歯車が上手く噛み合ってチームの持っているポテンシャルを発揮したら、セ・リーグの台風の目になる可能性は十分にあります。

ただし、優勝争いとなると、ちょっと不確定要素が多すぎるかも。

キーマンは、ジー、小笠原、笠原、ビシエド、平田、大野(奨)、モーヤかアルモンテ、と・・・、
もういい?

ということで、今年のドラゴンズの順位予想は5位です。