プロ野球のお正月が明けてからもう3週間が経ちました。
この時期は、どの球団のファンも早くシーズンが始まって欲しいと思うものですが、タイガースのファンは例年以上にこの思いは強いはず。
タイガースは、目立ったケガ人もなく、内容的に期待以上の成果を挙げている選手が多いという素晴らしいキャンプになっていますよね。
金本監督をはじめ、フロントも現場も、この春はかなりの手応えを感じているのではないでしょうか。
ただし、ここで安心するようなヤワなタイガースファンは多くはありません。大抵のタイガースファンは、“期待しすぎないこと” がしっかり染みついていますから(笑)
さて今回は、このあたりで一度、現状でのスタメン予想をしてみたいと思います。イメージ的には開幕戦のスタメンではなく、3月中旬くらいのベストメンバーといったところで。
ありあえず3パターン。パターン1から理想順です。
糸井(右)
大山(三)
福留(左)
ロサ(一)
鳥谷(二)
中谷(中)
西岡(遊)
梅野(捕)
大山(三)
糸井(右)
福留(左)
ロサ(一)
鳥谷(二)
中谷(中)
西岡(遊)
梅野(捕)
鳥谷(二)
大山(三)
福留(左)
ロサ(一)
糸井(右)
中谷(中)
糸原(遊)
梅野(捕)
とりあえず、キャッチャーは基本的に梅野で。
今年は攻撃型のメンバーが組めることになりそうなので、やはりここは守備、とりわけ盗塁の阻止率の高い梅野でどうかなと。
もちろん、坂本や原口(監督は長坂も面白いと言っていますが)も、ここからあとひと伸びする可能性は十分にあります。
ただし、どちらにしても今の段階で、いわゆる “正捕手” を決める必要はないと思います。むしろポジティブにピッチャーとの相性で使い分けてもいいのかなと。そもそもシーズンフル出場の捕手の存在意義さえも疑問です。
キーマンはもちろんベテラン3人と大山、それと・・
まずは鳥谷の打順。最近は比較的併殺が多いので2番はなし。そして少なくても去年のような得点圏打率では6番もないかな。まぁ、出塁率は相変わらず高いので、7番に勝負強い西岡や糸原がいれば面白いとは思いますが。
で、個人的な推しはトリさんの5番起用。今岡のような、4番の分の打点もかっさらう5番も魅力ですが、ロサリオが期待通りの活躍をするという前提でいけば、出塁率の高い鳥谷が5番にいると、ロサリオで勝負せざるを得なくなるという。
しかも、最近はカープの安部やベイスターズの宮崎など、打率の高い5番バッターがトレンドになってますよね。
この場合は基本的には後ろに大きいのがある中谷とのセットで。
もしくはベタですが1番。単打が多くて出塁率が高い今の鳥谷なら逆に1番が合ってるのかなと。セカンドに再コンバートされて、さらに1番だと負担も大きいかもしれませんが、そこは上本との併用で行けるところまで。
あと、監督は5番糸井という構想もあるみたいですが、糸井は1番か3番、しっくりくるのはやっぱり3番かな。まぁ、2番も意外とハマりそう。
糸井は相手に威圧感を与えることができるので、できれば初回に必ず廻る3番までの打順がいいと思うんですよね。初回に糸井と福留と対戦するのって相手にストレス与えられます。
たしかに5番に入れば打点だけでなく、盗塁数も稼げるのでアリなんですが。
一方、3番は福留でほぼ決まりのような感じですが、もちろん5番に福留というのもアリ。いやむしろ5番が一番無難だと考えている人も多いのでは?
今回は入れてませんが、5番大山、6番福留なんていうのも相手チームはイヤですよね。
その大山ですが、正直、大山はどこでもやれるんじゃないでしょうか。
攻撃的な2番バッターもアリ。小技も意外と上手いし。足も決して遅くないので長打力のある1番バッターというのもハマります。
もちろんクリーンナップなら何番でも違和感はありません。無難にいけば6番といった辺りでしょうが、ホント、大山はどこでもいいですよね。どこでも器用にこなす気がします。

ちなみに、ショートは、やっぱり私は西岡に頑張ってもらいたい。糸原も見たい、植田や北條も見てみたい。でも、とりあえず今年は西岡に100試合くらい出て欲しいんですよね。
しかも、できれば7番で。誰が6番にいても、7番に西岡がいたら相手は厳しいはず。7番で.280くらい打ったら最高でしょ。勝負強い7番打者という面では糸原も面白いんですけど・・。
とにかく、もうひと花咲かせて欲しい。カープの前田のように、「そういえば昔アキレス腱断裂してたよね」くらいのことを言われる選手になって欲しいと。
ベテラン3人がいなくなっても西岡がいるから大丈夫みたいな雰囲気になるといいな。
と、ちょっと長くなってきたんで今回はこの辺で終わりにします。
まぁ、オープン戦も始まっていないので、開幕するまでにはまた改めてゆっくりやりたいと思ってます。