【4月30日 カープ戦】タイガースファンはこんな勝ち方を待っていた!

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こんな場面で、こんなホームランを、今までどれほど待っていたか。

「これぞまさに4番!」と言える仕事をどれほど待っていたか。

散々やられてきたこのパターンを、金本監督が外国人バッターに一番求めていたバッティングを、きのうのあのタイミングでやってのけたロサリオ。

天晴れ!信じてて良かった。

しかも、きのうの試合は9回に満塁になった時点で、99%のタイガースファンは悪夢のサヨナラ負けを覚悟したはず。

あそこからの特大ホームランがどれだけチームに勇気を与えるか。一発で試合の空気を一気に変えることのできる4番の存在。

「今年の俺たちは戦える!」

きのうの一発は、昨年の9点差逆転劇並みにチームに自信を与えたんじゃなかろうか。他チームに与えるインパクトも大きいだろう。



首脳陣の理想論?緻密な野球は急には無理

ただし、1、2番が初回から3回ずつ、フォアボールを2人で合計6個(チーム全体で8個)も贈呈されながら、最終回まで2点てっ。

1、2番がまったく出塁しないかと思ったら、今度はこれだけ1、2番が出塁しても得点できない。おまけに8個のフォアボールを全て得点に結びつけることができないチーム・・。

どんだけ野球が下手なの?守備ではロサリオも、さすがに2日でイージーなファールフライを3つも落とすなんて考えられない。(最後の一番難しいやつは捕ってたけど)

なんか、どうせ緻密な野球なんてできないんだから、チマチマと “最低限の仕事” にこだわらないで、もっと大らかな野球やってみたら?って思う。

いや、少なくとも、いまのチームは、現時点で福留くらいしか首脳陣の理想やコンセプトを消化しきれないよ。あくまでも今の時点では。

もっと言うと、守備や走塁で野球脳を身につけるぶんにはマイナス要素は一切ないけど、バッティングに関しては、右打ち、バント、進塁打など、過度に徹底すると、どんどんこぢんまりしてきちゃう。

もちろんプラス要素があるのは分かるけど、(若い選手は)全部がそうじゃなくてもいいという判断ができないから、長所や思い切りの良さが消えちゃう可能性のほうが大きい。

野球脳も大切だし、絶対鍛えなきゃいけないけど、やっぱり急には無理だよ。やるなら徹底してコンパクトな野球を目指してもいいけど、それこそ強くなるまで時間がかかるからファンもフロントも飽きちゃう。

だから、緻密な野球ができるように導きながら、とりあえずはもっと勢いのある野球を目指してみれば?

せっかくベテランも元気なんだから、今のうちに若手に伸び伸びと野球やらせて勢いと自信をつけさせれば?

う~ん、でも完全に素人考えなんだろうな、これ。

昨年とは何か違う?

まぁ、なんにしても、きのうはカープも酷い試合してたから勝てて良かった。今までだったら、きのうみたいな試合も完全にやり込められてたから。

もし、丸がいたら分からなかったけど、とにかくきのうの勝ちは大きい。

今後ロサリオが、「一発の雰囲気」を醸し出せば、今度は相手が勝手にいらんこと考えてくれて、勝手に失投とかしてくれるようになるし。

あと、髙山、糸原、大山の守備がどんどん向上してるのが頼もしい。もともと上手かった大山もさらに上手くなってる。

若い選手は、守備力をちょっとずつでも向上させていったら、打つほうも後から付いてくるよ。

そして、できれば選手が楽しそうにしてる野球がみたい!

関西圏でチヤホヤするから選手が勘違いするというのも分かるけど・・

このチームは、眉間にシワ寄せて難しいことやらせようとするよりも、ある程度は調子に乗らせないと!