イーグルス戦とはうってかわっての大敗
糸井とロサリオに待望の一発が出た時点で「あ～、もう今日はこれだけでお腹いっぱい、もう負けてもOK」なんて思っていたら・・
岩貞、藤川、ドリスがことごとく。
とくに岩貞は、前回一発浴びてからなんとか粘りのピッチングをして一定の評価を得たのに・・。
先発、中継ぎ、先発、そして中継ぎと、昨年の秋から持ち場をたらい回しにされた岩崎に申し訳ないですよね。
散々振り回された岩崎は、岩貞に目処が立ったとの判断で最終的に中継ぎにまわったのに。
とりあえず来週もう一回はチャンスがあるでしょう。
で、バックアップは今日ウェスタンで投げる高橋遙らしいですが、できれば本人のためにも（まだ肩に不安が残る）高橋遙のためにも、ここは岩貞に意地を見せてもらいたいものです。
あと、やっぱり坂本が出てくると炎上するという負の連鎖が止まらないのも気になります。
きょうは秋山なので、原口がマスクを被る可能性は十分に考えられますが、内容次第では首脳陣も本気で考えざるを得ないのでは？
梅野は自分の立ち位置を考えるべき
マスクといえば、きのうの梅野の2回表の打席はヒドかったですね。
初回にクリーンナップが連発したものの、岩貞が逃げの投球で追いつかれた後の2回の攻撃。
先頭の大山がツーベース（レフト方向へ久しぶりに良い角度の打球でした）、つづく髙山がフォアボールを選んでノーアウト一二塁のチャンス。
あの時点でドラゴンズ先発の小笠原はあっぷあっぷしてたので一気に畳みかけたかった。
で、俊介の送りバント失敗（もちろんこれも大きな敗因の一つ）で攻撃の勢いを失っての梅野の打席。
最終的にはヒットエンドランのサインで空振りするというあってはならないミスで併殺チェンジ。とにかく最悪の結果で小笠原を助けたわけです。
当然あの場面でなんとかしていればその後の展開は変わっていた可能性は十分にあるので、そういう意味でもあの打席は重要だったと。
その重要な打席で「エンドランのサインで空振り」も言い訳の余地はないけど、それよりも気になったのは、あの打席のカウント1－1からのど真ん中のストライクを強振して空振りしたシーンです。
数日前のスワローズ戦で明らかに送りバントの場面、あえてヒッティングのサインを出して梅野の適性を試したかのような打席できっちりライト前に落としたバッティング。
きのうのあの場面で首脳陣はあれを期待していたはずなのですが、いくらカウントが若いとはいえ、（大きいのを狙っていたとしか思えない）フルスイングの空振りは・・・
ちょっと梅野は自分の立ち位置を間違えている。
もうそろそろ、自分には大きい当たりは必要ないと気付いた方がいい。大学時代に全日本で4番を打った経験のある「打てる捕手」として入団したとかなんとかはもう忘れたら？と。
イメージとしてはあの場面で「左中間を抜けるタイムリーツーベースでヒーローに！」なんだろうけど、いる？そんな当たり。
いや、そりぁ結果的にそれが勝利打点になるということもありますよ。でもヒーローになるのは次の糸原あたりに任せればいいじゃん！
あそこで、ポテンとライト前のヒットで1点、もしくは満塁にして次につなごうという発想にならないといつまでもアレやるよ。
打席で求められているもの。これ、もう一度考えた方がいい。
いや、キャッチャーはバントだけしてればいいなんて言うつもりは毛頭ありません。状況によってはホームランを狙いにいってもいいと思いますよ。
ただ、他の野手と打撃で勝負しようとするよりも、大きいのも打てますよと首脳陣にアピールするよりも、相手のピッチャーが嫌がるようなバッティングができた方が梅野のポジションは確立すると思う。
もっと力を抜いて、ああいう場面ではつなぎを意識した方が絶対いいものが出ると思うんだよな。
ああいうところで無理に自分で決めようとぜす、味方のピッチャーが立ち直れるような、波状攻撃の流れを作るようなバッティングができればと。
髙山じゃないけど、大きいの狙わなくても結果的には大きいのも出るよ。パンチ力はあるんだから。
目立とうとしなくても大丈夫。梅ちゃんは華があるから渋い仕事に徹していても自然と目立ちますよ！
プロのスポーツ選手にど素人が生意気なことを言って失礼なのは承知しているつもりでも、つい言いたくなるのよ梅ちゃん。
ということで、今日もドラゴンズです。
