さてさて、負けが続いているタイガース、オープン戦開幕から6戦全敗は球団記録とか。
まだオープン戦だから結果は気にしない・・、と言ってきましたが、さすがに、ねぇ。収穫らしい収穫がないまま試合を消化していくのだけは・・。
投手陣は相変わらず悪くはない
メッセは初回ボコボコでしたがなんとか3回投げました。
とりあえず肩の張りから練習試合を一つ飛ばし、久しぶりの実戦、久しぶりの打者相手のピッチングでストレート主体はセオリー。
ただし、ほとんど真ん中に入っていたのでさすがに打たれますよね。
梅野も「ゲーム勘を戻すためにストレート多めだったけど、すこしアバウト過ぎた」と反省してました。
まぁ、アバウトにいっても力でねじ伏せられるというイメージだったのでしょう。
そのストレートに力がなかったのは気になりますが、まずはしっかり3イニング(41球)投げられたのでひと安心。
変化球を入れてからのピッチング、とくに3回のピッチングは良かったのですよね。
谷川も3イニングしっかり。4回は力んでましたが5回,6回はまずまず。マウンド度胸も含め、ある程度計算のできるピッチャーという評価を獲得しつつあります。
松田はほぼ完璧。久しぶりに安定感がありました。とくにあのカーブは素晴らしい。あれがバシバシ決まればなかなか打てませんよ。
タイガースは右でカーブ投げるピッチャーが少ないから十分なアピールポイントになります。リリーフ陣はみんなスライダーピッチャーだからアクセントになる。
松田と谷川でどちらかが先発へ廻るのかな。で、どっちかがビハインド&ロングリリーフか。ここの争いも面白いですね。ちなみに谷川は島本と同じで学年では松田の一つ上です。
陽川と大山は意地をみせ、山崎も存在感
打線のポジはきのうももほとんどなし。
わずかな収穫は陽川の9回のフォアボール(押し出し)ですかね。
陽川はあの場面、何球か続いたスライダーをよく見極めてました(ファールでの粘りも含め)。あそこで、ああいう場面でクルクルがなくなれば、ホント今年こそは・・・
大山はなんとかタイムリーを打ちましたが、それよりも、ちょっと気の抜けた雰囲気のある選手がいる中で、大山だけはベンチでもグランドでも、終始引き締まった表情をしていたのは印象的でした。
あとは、またもや山崎が得点につながるヒットを9回に打ったくらい。
でも山崎は、ここにきて存在感を示し始めています。今年は、昨年のように内野の守備固めの枠はなさそうですが(森越の枠?)、山崎ってキャッチャーも一応できるんですよね?
第三のキャッチャーで内野も全部できる控えという特殊な枠なら作れる!?んっ、それなら今成も?
以上、数少ないポジでした。
ということで、良くなかったことはあまり引きずらず次の試合に期待しましょう。
3月10日の試合は星野さんの追悼試合。
もちろん中日サイドも同じ想いでしょうが、できればこの試合は勝利を捧げたい。(どちらが勝ってもそれぞれの想いは天国に届くと思いますが)
少なくとも内容のある良い試合を見せてほしいですね。