きのうの開幕第2戦目は、おとといの余韻を残したまま序盤まで進み、「今日もひょっとしてこのままイケるかな」と思ったんですが・・・
結局、終わってみればおとといのタイガースの逆バージョン。若手、ベテランの活躍でジャイアンツにとってはこれ以上ない完璧な試合になってしまいましたね。
藤浪を5回で交代させるべきだったという意見もありますが、個人的には5回のピッチングをみてもう一回だけ投げさせるという判断は今年一年のことを考えれば当然だったのかなと。
きのう負けたら終わりという試合ではないし、長い目で見れば6回にビシッと抑えてマウンド降りた方が良かったと思います。
実際、6回の岡本ヒットの後、長野の5球目。あれ、完全にストライクでしたが、あれで三振だったら全然違う流れになってたはず。(ホント、審判さん頼みますよ!)
しかも、5回で勝ち星をつけてあげるという考えももちろんアリですが、もしその後逆転されたら藤浪本人だけでなく首脳陣にも悔いが残るので。
とにかく大切なのは、いつも言ってる通り、藤浪はシレっとローテーションを廻すこと。「あっ、今日は悪かったね、じゃ次だね」みたいに。他のチームならそんな感じでしょ、あれくらい(良い意味でも悪い意味でも)のピッチャーだったら。
今の状態はエース級ってわけじゃないけど、ローテには入れるでしょ普通に。
とにかく、いろいろ言わずにしばらく投げさせましょ。
きのうの試合で一つだけ言えるのは、タイガーズのMVPは、数え切れないくらいのワンバウンド投球をすべてフォローした梅野で間違いないということです(笑)
不安要素もいっぱい
それよりも、ちょっと桑原と藤川の調子が気になりますね。とくに藤川は素晴らしいスピンが掛かるぶん、球が軽くなっちゃうから、相変わらず被本塁打が・・・
まぁ、7人のうち3人程度は今年は全然ダメというくらいの想定はできてるでしょうが。
一方、打線は決して悪くはなかったんですが、少しスプリット系の球にやられすぎの感があります。
タイガースはチーム全体で「速いストレートに振り負けない」というテーマを掲げているので、選手も意識しすぎて、そこを逆手に取られているような・・
首脳陣も、もうあんまり「直球が、直球が」って言わない方がいいと思います。相手が配球しやすくなりますよ。
で、ポジ要素としては、やっぱりウエポンが良いですね。どう考えてもあの選手をベンチに置いておくのはもったいない。(ポジというよりネガティブ要素?)
さすがに鳥谷も意地のヒットを打ちましたが、せめて左投手のときくらいは・・・
というより、もう金本監督もそのつもりか?
きのうは左の田口ということで前日活躍した髙山まで俊介にしてるし、鳥谷⇒上本だけだと露骨だからやんわりと意識させる作戦?
いや少なくともしばらくは競争させるかも。
ということで今日は秋山ですね。相手は野上ですか。
そろそろロサリオが一本でそうな予感がします。