【3月16日 イーグルス戦】開幕一軍の争いが激化、お試しは延期?

髙山180316

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金本監督も嬉しい悲鳴の若虎打線が爆発!

きのうのイーグルス戦は、このオープン戦でもっとも内容と結果が出た試合、あまりゴチャゴチャ言わなくてもいい試合となりました。

まぁ、勝ったことはそれで嬉しいのですが、それよりもものすごく内容が充実していたのが良かったです。

ただ、ここから開幕まであと2週間あるというのがまた悩ましい。

どうしても糸原や山崎、隼太といった絶好調キープ組が2週間後にどうなっているのかが気になります。ここまで調子が良いと逆にこれが続くか心配になりますよね。

でもペースを調整することがもできないし・・、いや、する必要はないか。必死にやっている選手に失礼ですね。

一方で、髙山のペースの上げ方は理想的。個人的にもこんな感じで上がってくるのを期待してましたが、髙山はホント、これまでのところはいい感じでオープン戦を消化してます。

そして、なんと言ってもきのうのホームランは今年の髙山の試金石になるような、すごく意味のある一打でした。

大きいのを狙わなくても、強い当たりを意識していればヒットの延長でホームランになるというのを確認できた、改めてその感触を実感できたという意味で本当に価値のあるホームランでした。

ヒットの延長がホームランという打者と、ホームランなんて狙わなければ打てるものではないという打者がいますが、まさに髙山は前者。

単打を狙っていても結果的にホームランは打ててしまうくらいのパワーはありますからね、髙山には。率を狙っていっても結果的には15本くらいは打ててしまうという。

これまでのところは3月中旬に出した首脳陣の「長打狙い禁止令」がまさに功を奏しているといえますね。

掛布さんなどはホームランを狙いにいっている、とくにホームラン王を獲った次の年くらいからは狙って仕留めるのが4番の仕事という意識でバッターボックスに立っていたそうですが、そこまでの打者はなかなかいませんよ。



原口は生き残れたのか

きのうはベテラン勢を甲子園に残し、当落線上の選手を最後のお試し機会にするはずだったのですが、結果的にはほぼ全員が結果を出したことでお試し期間は延期ですかね?

とくに良かったのは原口。4安打はデキすぎですが、「やっぱり原口はツボにハマれば相手には怖い存在になる」という印象を首脳陣に植え付けることに成功。

二軍戦では盗塁も刺していますし、これ、とりあえず一軍スタートは確定でしょう。

ここにきて、坂本がプレッシャーを感じてバタバタしてる。ゲームセットのキャッチャーフライをまさかの落球、しかもなぜか坂本のときだけ得点されるという悪循環なので、ここはじっと我慢ですね。必要なキャッチャーなので。

ただし、「山崎を第3捕手&内野の守備固めでベンチに入れて捕手2人制」というプランも現実味を帯びてきているのは確かです。

この場合、1年間のブランクがある原口を二軍の試合に出し続けるというのも一つの手ではありますが、坂本は決してウカウカしていられません。

とりあえず今日の先発は岩貞の可能性が高いですが(か秋山)、誰がマスクを被るのか。ここは注目ですね。