きのうはメッセンジャーが審判のジャッジに対して暴言を吐いたということで退場。
まぁ、たしかに最後の球のボール判定は仕方ないとしても、それまでの過程がね・・
先日も審判のことを書きましたが(審判という職業にプライドは持てますか?)、やっぱり見ていて公平ではないと感じる審判のジャッジは、ストレス以外なにものでもない。
もちろん、審判に対して選手が文句を言ってはいけないというルールは理解できる。でも、もうそろそろストライク・ボールの判定に関しては、何かしらの対策をしなくてはいけない時期なのではないかと思う。
審判に敬意を払うには、敬意を表したくなる正確なジャッジが前提ではないのかと。
あと、できれば審判の過度なパフォーマンスも自粛してほしい。白井さんの大きな声には訳があることは知っているつもりだけど、正直、心地良いものではない。
ときには派手なパフォーマンスも試合を盛り上げる要素になるというのは事実だけど、メリハリも大切なんじゃないかな。あくまでも主役は選手なのだから。
審判は、究極の黒子に徹して、ここぞというときに試合を盛り上げる演出をしてくれるのが理想。それこそがプロフェッショナルだと思うけど・・、
ファンや選手(敵味方関係なく)が、ずっと不信感を持ちながら試合が進むプロスポーツになっちゃってるから審判に威厳がないんですよ。
調整登板がたくさんできたから良かった!?
まぁ、メッセは納得してないと思うけど、どちらにしてもそうそう簡単に開幕から3連勝は(カープに3連勝も)できませんよね。
それと、失礼ながら(開幕前から)いままでのような投球スタイルは通用しなくなってきてるし、実際、徐々にそのスタイルを変えつつあるので、そろそろ中6日でしっかりと投げるという方向へシフトしてほしい。
もちろん、メッセがタイガースのエースということに変わりがないのだけは確かです。
ちなみに、香田コーチが珍しく熱くなっていましたね。
ちょっと見直したというか、ある意味金本監督より熱かった。コーチのああいう姿勢や気持ちは選手としては心強いですよね。
一方、メッセが2回で退場してしまったお陰(?)で、リリーフ陣の調整登板ができたのは不幸中の幸い。
前回のフォアボール祭で自信を失っていないか心配だった石崎。二軍で結果を残して(11日は打たれたけど)今季初登録の伊藤和。最近ちょっと安定感に欠けていた高橋聡。まだちょっと好不調の波がある藤川。前回、石崎同様にお祭り騒ぎになっていたマテオ。
聡文とマテオに関してはまだちょっと不安が残る投球でしたが、石崎、伊藤和、藤川は良かった。
とくに石崎は、満塁で緊急登板という、前回と同じような場面でエルドレッドを三振に切って取ったのは大きかった。
イニングを稼がなきゃいけないのが分かっていたのでスピードは抑えてましたが、制球に関しては自信を取り戻してくれたのではないかと。
聡文やマテオはちょっと心配だけど、モレノや尾仲、(遥人が出てきたからリリーフ調整に戻るかもしれない)谷川や松田もいるから大丈夫。
あと、ヒットが3本しか出なかったとはいえ、髙山と大山から出たのは良かったですね。
鳥谷の当たりが全然上がってこないのは気になりますが、あのイチローでも(スタメンで出てたから)控えスタートは難しいと言っていたし、かえって上本を使いやすい状況になっているともいえますかも。
きのうはいろいろなことがありましたが、見方を変えれば収穫のある試合になったのではないでしょうか。